AIへの依頼文(そのままコピーして貼ってください) その1:経営ダッシュボードを、自分でつくらせる その2:同梱の人員配置ボードを、自社仕様に直させる 『建設業DXのホントのこと』(桐生匠真/HARMONIC insight)読者特典 ──────────────────────────────────────── ■ 使い方 ──────────────────────────────────────── 1. AI(Claude、ChatGPT など)を開きます。 2. 同梱の6つのCSV(cases / people / assign / cost / cash / finance)を、 まとめてAIに渡します(添付できるサービスなら添付、できなければ中身を貼り付け)。 3. 下の【依頼文】を、そのままコピーして貼ります。 4. 出てきたものを動かし、直したいところを日本語で言えば、AIが直します。 うまくいかないときは、【依頼文】の最後にある「うまくいかないときの追加の頼み方」を 続けて貼ってください。 大事なこと:完成品を一発で出そうとしないでください。 まず「案件の1面」だけ動かし、使えると分かってから、2面目・3面目に進みます(第11章)。 ════════════════════════════════════════ 【依頼文】ここから ════════════════════════════════════════ あなたは、建設会社の経営ダッシュボードをつくるエンジニアです。 私は中堅の建設会社の経営を見ています。プログラムは書けません。 日本語で指示するので、動くものをつくってください。 ■ つくってほしいもの 添付した6つのCSVを読み込んで、ブラウザで開ける1枚のWebダッシュボードを つくってください。画面は3つのタブに分けます。 【第1面:案件・パイプライン】 - 上部にサマリー:加重パイプライン合計(金額×確度)、名目合計、 今期の受注目標に対する充足率 - 中央にじょうご図:ステージ別(情報入手→訪問→見積提出→予算確保→内示)の件数と金額 - 下部に案件一覧:案件名/金額/確度/着工予定/チャネル/担当 【第2面:人・アサイン】 - 左に人の一覧:氏名/得意/資格/今の現場/稼働率 - 右に「現場×人」の表:どの現場に誰が入っているかが一目で分かる形 - 上部にアラート(赤で表示): ・稼働率が50%未満なのに、どの現場にも入っていない人(非稼働ロス) ・現場代理人が割り当てられていない現場 ・1人で3現場以上を掛け持ちしている人 【第3面:原価・資金】 - 上段に現場別の原価:請負金額/実行予算/発生原価/出来高率/予実差 ・予実差 = 実行予算 × 出来高率 − 発生原価 ・予実差がマイナスの行は、赤く塗ってください - 下段に資金繰り:月ごとの入金予定・出金予定・月末残高を、棒グラフで ・月末残高がマイナスになる月は、赤で警告してください ・借入残高と支払利息(月額)も、同じ画面に並べてください ■ 全画面の上部に、常に出しておくもの(「経営の制約アラート」) 利益の話より先に見るものです。数字を競う指標ではないので、小さく、しかし常に見える場所に。 - 資格・専任要件を満たしていない現場があるか - 稼働率が100%を超えている人(働きすぎの疑い)がいるか ※ 重大事故・休業災害、品質不具合・手戻りは、CSVには入れていません。 手で入力できる欄だけ、つくっておいてください。 ■ データの決まり - 6つのCSVのIDは、すべて共通です。 cases.csv の「案件ID」= assign.csv / cost.csv / cash.csv の「現場ID」 - 金額は円単位の数値です。表示するときは「億」「万」で丸めて構いません。 - 年月は 2026-09 の形です。 - cash.csv で「現場ID」が空欄の行は、給与や本社経費など、 特定の現場に紐づかない全社の入出金です。資金繰りの合計に含めてください。 ■ つくり方の条件 - ブラウザで開けば動くこと。専門的な環境構築が要らないこと。 - CSVを差し替えれば、中身が入れ替わること(数字をプログラムに直接書かないこと)。 - スマートフォンでも、表が横スクロールで読めること。 - 日本語のフォントが崩れないこと。 - どこを直せばどの表示が変わるか、コードの中に日本語のコメントを入れること。 ■ 最後に、必ず添えてほしいもの 1. このダッシュボードの使い方を、プログラムを知らない人向けに、10行以内で。 2. 毎月、私が何をどう更新すればよいか、手順を5行以内で。 3. 私が次に足すとよい機能を、3つだけ。理由を1行ずつ添えて。 ════════════════════════════════════════ 【依頼文】ここまで ════════════════════════════════════════ ──────────────────────────────────────── ■ うまくいかないときの追加の頼み方 ──────────────────────────────────────── ・動かない → 「エラーが出ました。(エラーの文字をそのまま貼る)直してください」 ・重い/複雑すぎる → 「第1面(案件・パイプライン)だけに絞って、つくり直してください。 他の面は、あとで足します」 ・見た目を変えたい → 「文字を大きくしてください」「赤で警告する条件を、○○に変えてください」 ——日本語で、そのまま言えば直ります。 ・自社のCSVに差し替えたい → 「列名が違います。うちの列名は(貼る)です。合わせてください」 ・そもそも何から頼めばいいか分からない → 「まず、cases.csv だけを読んで、案件一覧を表にするだけの画面をつくってください」 ════════════════════════════════════════ 【依頼文その2】人員配置ボードを、自社仕様にする ════════════════════════════════════════ 同梱の「特典2_人員配置ボード.html」を、自社の運用に合わせて直したいときの頼み方です。 HTMLファイルそのものをAIに渡して、下の文を貼ってください。 ──────────────────────────────────────── 添付したHTMLは、建設会社の人員配置ボードです。1ファイルで動きます。 中身を読んで、次のとおりに直してください。プログラムは書けないので、 直したファイルを、そのまま返してください。 ■ 直してほしいこと(要るものだけ残して、他は消してください) - 専任義務の金額の境目を、うちの判断に合わせる(いまは建築一式 9,000万円以上、 その他 4,500万円以上。最新の法令と自社の運用で決めてください) - 段取りの期間を、着工の◯か月前からにする(いまは2か月前。後処理は完了の1か月後) - 所長ランクごとの同時担当の目安を、うちの実感に合わせる (いまは S=1.0/A=1.2/B=1.4/C=1.5 現場) - 拠点を増やす(いまは「本社」と「北」の2つ。遠方は粗利を1%下げる計算になっています) - 役割を増やす(いまは 監理技術者/主任技術者/監理技術者補佐/次席/応援・育成) - 協力会社の人も、社員と同じように置けるようにする - 粗利率の出し方を、うちの実績に合わせる (いまは 基準粗利 + 実力の余裕 + 得意分野 − 遠方) ■ 守ってほしいこと - ブラウザで開くだけで動くこと。1ファイルのままにすること - インターネットに何も送らないこと。保存先はブラウザの中だけにすること - 置けない理由は、必ず日本語の文章で出すこと(記号やコードで返さないこと) - 画面を見ただけで操作が分かること。説明を読まないと使えない画面にしないこと ■ 最後に どこを直せば、どの数字が変わるのか。プログラムを知らない人向けに、10行以内で 教えてください。 ──────────────────────────────────────── ※ 制度の条件(専任義務の金額、特例監理技術者の要件など)は改正されます。 AIの答えをそのまま信じず、必ず最新の法令と、自社の運用で確かめてください。 ──────────────────────────────────────── ■ 注意 ──────────────────────────────────────── 個人情報や、社外に出せない機密を載せる場合は、 認証(誰が見られるか)、権限(誰が直せるか)、バックアップ(消えたときに戻せるか)を、 必ず専門家に確認してください(第11章)。 小さく始めて、価値を確かめてから、守りに投資する。この順番でお願いします。